2月第2例会ゲストスピーチ「頼まれ事は試され事」
講演を聴いて
L 杉本 友子
彼は私の義弟でよく知っているのですが、初めて講演を聞き、なんだか感動してしまいました。
元々、オムロンで働いていた彼は、自分の結婚の時のカメラマンの生き方、考え方に魅せられオムロンを辞め、弟子入りしました。ただ、その方の考え方、生き方を学びたくて弟子入りしたので、写真が撮りたいわけではなかったのですが、仕事を任され大きな失敗を3度しました。3度目の時に辞めることを考えましたが、3度目に謝罪に行った先のお客様のお母さんより言われた言葉「大塚さん、写真を撮り続けてください」の一言で救われ、本気で写真を撮りたいと思うようになり、2014年ジャパンウェディングフォトグランプリ プロフェッショナル部門 総合グランプリで日本一となりました。
主に結婚式の写真を撮っている彼が一番大切にしているのは、お客様、夫婦との話を長く取って、お二人が一番大切にしていることや、場所を写真に取り入れていく。そのことにより結婚アルバムを見た時に夫婦の一番の思い出が蘇ってきたり、初心に戻れたりする、ととても喜ばれているそうです。ある方のおばあちゃんは、ボケて記憶がなくなっていたのですが、記憶が蘇り、泣いて喜んでくださったことも。
大塚健一朗さんの理念
1.目の前の人を幸せにする
2.お客様の満足を超える満足の提供
3.頼まれ事は試され事
4.時間は命
何のために仕事をするのか? 仕事とは目の前の人を幸せにすること、結果、幸せの量がお金として手に入る。義務教育は授業料を支払い、先生から学ぶ、仕事はお金をいただきながら周りの方々から学ぶ。
私も自分事として考えさせられた講演でした。