11月第1例会 講演「いのちをつなぐ医療とは?~移植医療を通していのちについて考える~」
11月第1例会ゲストスピーチ
前会長 L山本 彰
11月第1例会は公益財団法人 鳥取県・アイバンクの永栄幸子様による「いのちをつなぐ医療とは?~移植医療を通していのちについて考える~」との演題で移植医療についての幅広い内容を説明いただきました。元気な人から頂ける骨髄移植や家族、親族との関係。心臓が停止した人からは腎臓、角膜。脳死の人から頂ける肺、心臓、その他、脳死という臓器移植法の仕組み。年間、肝臓の移植は600件、腎臓の移植は1200~1300件。いずれにせよ、本人の意思が最も重要だが、その意思を家族にはっきりと伝えることも重要である。
お話を伺いますと学校、PTA、医療機関、ライオンズ、ロータリー、地区公民館など広いエリアで出前講座を開催され、年間30件以上の研修会を行っておられるようです。今回の研修内容にはありませんでしたが、国内のアイバンク提供者は需要の半数にも至らず、輸入品が多くを占めているそうです。今回の講座が今年度336地区で取組んでいる4献運動の一端となり、多数の皆さんのご支援をお願いいたします。
2016年11月15日